黒いTOY

#435: バグスターウイルス (装動)

バグスターウイルス 装動 仮面ライダーエグゼイド 2017 BANDAI
装動 – 仮面ライダーエグゼイド – STAGE4 – バグスターウイルス – BANDAI (2017)

「すべてが変わる」を旗印に2016年にバンダイが仮面ライダー食玩の大幅なリニューアルに着手した。特に1体350円(税込385円)という低価格で親しまれていたプラスチック製のアクションフィギュアシリーズ(注)に大きな変化をもたらし、それまでは1箱買えばで完結していたフィギュアを「素体」と「アーマー」の2箱に分ける事でより完成度の高い(つまり、それぞれに製作コストを割くことができるようになった)商品を市場に展開できるようになった。価格はそれまでの倍=実質の値上げという捉え方もあるが、発売以来バンダイ社キャンディ事業部の主力商品として破竹の勢いを続けているシリーズである。
写真はファンの間で「無理している枠」と呼称されているキャラクターで、ラインナップの中に1体だけ含まれている「1箱買えば完結する」お買い得商品。素体とアーマーという分割商法により制作費に余裕ができたバンダイの「罪滅ぼし枠」とも受け取れるそれは「1BOXに1個の希少アソート」という射幸心に加え、戦闘員にあたるキャラクターがその対象になることが多いため複数買いするファンも多く、毎回注目度の高い枠となっている。バグスターウイルスが含まれる本弾ではその人気のあまり限定版の6体セットも発売された。

(注) 発売時期によって「モジュールオンフォーゼ」「ドライビングアクション」「ガンガンアクション魂」など名称は変わるが毎年ほぼ同じフォーマットで発売されていた。

 

error: Content is protected !!